<校長室の窓> 何ごとも楽しんで!
- 公開日
- 2020/06/30
- 更新日
- 2020/06/30
校長室の窓(〜2020年度)
南中生の皆さんへ
今日は、私が愛読している『プチ紳士からの手紙』より、
愛知県一宮市の中学生の投稿を紹介します。
「何ごとも楽しんで!」
僕が心に響いた「たった一言」は、
親に言われた「何ごとも楽しんで!」です。
ぼくは「気分屋」なので、学校のテストや部活など、
めんどうだと思ったことは、すぐに、
適当に済ましてしまっていました。
ある日、テストのために嫌々勉強していたときに、
ふいに、ぼくは弱音を吐きました。
それを聞いていた母が、
「何ごとも楽しんで!」
と言ってくれました。
その言葉は、僕の心を強く揺さぶり、
「ネガティブ思考」の闇から、僕を解放してくれました。
それから僕は、「楽しいと思えること」を、
探そうとするようになりました。
テスト勉強は、勉強すればするだけ問題が解けて楽しい。
部活は、友達の動きを見て、
良いところを自分に取りこんで自分を強くしていけるところが楽しい。
そんなように考えるようになりました。
親のあの一言がなければ、
今の自分は、中学校生活を何一つ楽しんでいなかったと思います。
僕の親も、その時だけ励ますつもりで言ったかもしれないけれど、
ぼくにとっては人生を変える一言になりました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
いかがですか。
私にも、中学生の時、同じような経験があります。
江戸時代の米沢藩主・上杉鷹山の言葉を、母から教わりました。
為せば成る
為さねば成らぬ
何ごとも
成らぬは人の
為さぬなりけり
皆さんにも、きっと、
おうちの人からもらった「素敵な言葉」があるはずです。
その言葉を、いつまでも大切にしてくださいね!
皆さんを、世界一愛してくださっている人の言葉なのだから…。
『プチ紳士からの手紙』の内容の本校HPへの掲載は、
「プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動」代表の志賀内泰弘氏から、
許可をいただいております。
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