子どもの可能性を信じる!
- 公開日
- 2020/06/13
- 更新日
- 2020/06/13
校長室の窓(〜2020年度)
保護者の皆様へ
先日、ドラッカー氏の次の言葉を、全教職員で共有しました。
できない子は、生まれつきではなく、
できる子であるわけがないという決めつけからつくられる。
P.F.ドラッカー『断絶の時代』より
私たち大人の子どもを見る目はどうでしょう。
「できないのだから…しかたがない」とレッテルを貼って、
何もしないでそっとしておいたり、
子どもを「育てる」ことを、あきらめてしまうことはないでしょうか。
それが教師なら、それは最も「無責任」な態度だと言えますし、
それが親であるならば、
子どもにとってこんなに「悲しいこと」はないと思います。
ドラッカー氏は、次のようにも言っています。
子どもの学ぶ能力には、
リズム・速度(理解度)・持続性の個人差があり、
できない子は、
教える側が、これら3つの要素を無視したときに生まれる。
私たち大人に、「思い込み」はないでしょうか。
教師が、「この子は○○だから…」と、
レッテルを貼ってしまうことは、絶対にあってはなりません。
親が、「子どもには、学ぶリズム・速度・持続性に違いがある」ことを
認識せずに、兄弟・姉妹と比較したり、他の家庭の子どもと比較して、
その子の成長の「限界」を決めつけてしまうことは、
絶対にあってはならないと思います。
盲目の名ピアニスト・辻井伸行さんを育てた母親の辻井いつ子さんは、
「才能の無い子なんていないのです!」と断言しています。
「子どもの可能性」を信じるところから教育が始まる!
ということを、私たち大人は、今こそ「再認識」すべきと考えます。
釈迦に説法をお許しください。
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