学校日記

<校長室の窓> 前を向いて進もう!

公開日
2020/06/08
更新日
2020/06/09

校長室の窓(〜2020年度)

南城中学校の3年生の皆さんへ

今日の部活動のミーティングで、
「市大会」「市発表会」の中止が伝えられ、
「悲しみ」と「悔しさ」で、涙を流していた人もいましたね。

そんな皆さんの様子を見て、
私は、胸が締めつけられる思いがしました。 

泣く時は、思いっきり泣けばいいのです。
涙が枯れれば、今まで見えなかったものが見えてきます。

今日の「放送朝礼」で、2人の方の言葉を紹介しました。
ぜひ、改めて、読んでみてください。
陸上の末續慎吾氏の言葉はココをクリックしてください。
明徳義塾の馬淵監督の言葉はココをクリックしてください。

いかがですか。

君が悲しいのは、
君が本当に真剣だったからです。
思春期に、真剣に打ち込めるものがあったというのは、
実は、とても「幸せ」なことなのです。

そして、こういう苦しい時ほど、
「人間が試されている」のです。

皆さんには、同じグランドで、同じコートで、同じ教室で、
ともに頑張ってきた「仲間」がいます。
その仲間とともに過ごしてきた日々は、
皆さんにとって「かけがえのない財産」です。

新型コロナウイルス感染症は、
私たちの生活に大きな「制約」を与えています。
でも、この環境の中で、ひたすら前を向いて強く生きるのです!

今は、「花」を咲かせることができないかもしれない。
花を咲かせられないなら、下へ下へと「根」を伸ばしましょう!
そしていつの日か、大きな「大輪の花」を咲かせましょう!

今は、思い通りのことができなくても、
「必ず明るい未来がくる!」
その時のために、今は「力」を蓄えるのです。

そして、「あの時のあの赤学年の3年生はすごかった!」と、
後世まで、ずっと語り継がれる生徒であってほしい!と願っています。
皆さんなら、「そういう生徒」「そういう学年」になってくれると、
私は、心から信じています。