学校日記

<校長室の窓> 笑って生ききる

公開日
2020/05/21
更新日
2020/05/21

校長室の窓(〜2020年度)

南中生の皆さんへ

瀬戸内寂聴(じゃくちょう)さんを知っていますね!
私は、彼女をとても尊敬しています。
京都嵯峨野(さがの)の「寂庵」へも、何度も足を運びました。
この春、彼女がなんと98歳で新刊を出版しました。
それが、『笑って生ききる』(中央公論新社)です。
併せて、同名の「日めくりカレンダー」も、とても話題になっています。
私は、毎日、じっくりと味わいながら読んでいます。
今日は、その中で3つの言葉を紹介しますね。

あなたは、
誰かを幸せにするために
生まれてきたのです。

幸福というものを個人的なものではなく、
もっと大きな目で考えると、
「あなたの存在」によって、
誰かの心があたたかくなる、
あるいは頼もしいと思ってくれる。
そういうことが、
人間の存在価値ではないでしょうか。

私は「今」しか考えません。

目の前にしなければならないことがあれば、
それに一所懸命になる。
そうしていると、済んだことやこれからのことを、
あれこれ思い悩んだり、憂(うれ)えたりしている暇はないですよ。

苦しみが
ずっと続くことはありません。

全てのことは一か所にとどまることなく、
移り変わり続けます。
病気をしても、
たとえ最悪と思える状況になっても、
それがずっと続くわけではありません。
必ず変わるのです。

瀬戸内寂聴さんの詳細はココをクリックしてください。
「寂庵」はココをクリックしてください。
写真(下)は、私が撮影した「寂庵」の表札です。