学校日記

<校長室の窓> 全てが学び 夢をみつけて

公開日
2020/05/14
更新日
2020/05/14

校長室の窓(〜2020年度)

南中生の皆さんへ

2010年に、スペースシャトル「ディスカバリー」に搭乗した
日本人2人目の女性宇宙飛行士・山崎直子さんを知っていますか。
彼女の子どもたちへのメッセージを紹介します。

学校に行けなくなって、
1日をうまく過ごせていない人もいるかもしれません。

でも、学びの場は、学校だけではありません。
手足を動かしたり、本で何かを調べたり、
自然を観察したり、すべてが学びにつながります。

時間を制限されない今こそ、
好きなことをや熱中できることを探し、
自分のものにするチャンスです。
ぜひ、この機会に、夢につながる何かを見つけてください。

実は、宇宙飛行士で一番大変なのは、
いつ宇宙に行けるかわからないことです。
私も「今度こそ」と思いながら訓練を続けても
メンバーに選ばれず、何度も悔しい思いをしました。

そんな時は、自分の力が及(およ)ばないことは受け入れ、
自分ができることを大切にすることです。
そして、希望は忘れず、
でも、こだわりすぎないことが大切なのです。

心に余裕を持てば、自然と「やるべきこと」が見えてきます。
私も落ち着いて、次に向けた準備を重ねた結果、
宇宙に行くことができました。

今、ウイルスに立ち向かうため、
世界中の「英知」と「力」を結集することが求められています。

皆さんも「宇宙地球号」の乗組員として、
「不自由だけど工夫してみよう!」
「みんなでこの危機を乗り越え、未来につなげるんだ!」
という視点を持ってほしいと思います。

(中日新聞参照)


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(写真出典 Yahoo!画像)