<校長室の窓> 教師十戒
- 公開日
- 2020/04/01
- 更新日
- 2020/04/01
校長室の窓(〜2020年度)
本日の「第1回職員会議」において、
毛涯章平先生著『肩車にのって』にある「教師十戒」を、
全教職員で共有しました。
「教師十戒」 毛涯章平著 『肩車にのって』より
1 子どもをこばかにするな。
教師は無意識のうちに子どもを目下の者と見てしまう。
子どもは、一個の人格として対等である。
2 規則や権威で、子どもを四方から塞いでしまうな。
必ず一方を開けてやれ。
さもないと、子どもの心が窒息し、枯渇する。
3 近くに来て、自分を取り巻く子たちの、
その輪の外にいる子に目を向けてやれ。
4 ほめることばも、叱ることばも真の「愛語」であれ。
愛語は、必ず子どもの心にしみる。
※「愛語」…相手の身を思いやって語ることば
5 暇をつくって、子どもと遊んでやれ。
そこに、本当の子どもが見えてくる。
6 成果を急ぐな。裏切られても、なお信じて待て。
教育は根くらべである。
7 教師の力以上には、子どもは伸びない。
精進を怠るな。
8 教師は「清明」の心を失うな。
ときには、ほっとする笑いと、
安堵の気持ちをおこさせる心やりを忘れるな。
不機嫌、無愛想は、子どもの心を暗くする。
※「清明」…自然で明るく、ゆったりすること
9 子どもに、素直にあやまれる教師であれ。
過ちはこちらにもある。
10 外傷は赤チンで治る。
教師が与えた心の傷は、どうやって治すつもりか。