<校長室の窓> 吉野彰氏から学ぶ
- 公開日
- 2019/12/23
- 更新日
- 2019/12/23
校長室の窓(〜2020年度)
南中生の皆さんへ
今日は、今年のノーベル化学賞を受賞した吉野彰氏の言葉を紹介します。
<好奇心>
若者には、貪欲に「好奇心」をもってもらいたい。未来に向けて。
そして、いろいろなことを経験してほしいと思います。
好奇心は、子どもの頃は持っているけれど、
歳とともに無くなっていくんですよ。
できるだけ、好奇心をもつことを維持してほしい。
きっと、そこから自分の道が見えてくると思います。
何でも好奇心で「なぜ?なぜ?なぜ?」という発想が大事だと思います。
素朴な疑問を突き詰めていくと、
それが、次の好奇心につながっていくんです。
<壁>
後悔や挫折は、しょっちゅうあります。
物事を達成するためには、
必ず乗り越えなければならない「壁」が、いくつかあるはずなんです。
だから、壁にぶち当たるのは、
それだけゴールに近づいたと言うことですよね。
そういうふうに、ポジティブに捉えるといいですよね。
そうすると、壁にぶちあたって、
へこたれるということはないと思います。
<柔軟性と執着心>
頭の柔らかさや柔軟性と、
それと真逆の執着心、あきらめない気持ち
この二つが必要です。
剛と柔のバランスですね。
硬いばかりではめげちゃうし、柔らかいばかりでは前に進まない。
大きな壁にぶつかった時にも、「何とかなる」という柔らかさが必要。
<広い関心>
ずば抜けて良い特性、つまり得意な科目が一つは必要。
将来、いろんな所で自分の武器になります。
でも、それだけだと足りない。
全然関係ないことも含め、広い関心を持ち続けることが大切です。
この二つがそろうと、
自分の得意分野で、
誰も考えられないような独創的なアイデアが出てくるんです。
吉野彰氏の詳細はココをクリックしてください。
(写真出典 Yahoo!画像)
なお、「校長室の窓」は、冬休みの間は、お休みさせていただきます。