<校長室の窓> 井草聖二さんから学ぶ
- 公開日
- 2019/11/07
- 更新日
- 2019/11/07
校長室の窓(〜2020年度)
南城中学校3年生の皆さんへ
今日の井草さんのギターの演奏は、本当にすごかったですね!
また、井草さんのコンサートの中での「語り」も、
とても心に残りました。
私が、最も印象に残った言葉は、以下の言葉です。
中学校2年生の頃から、人間関係に悩み、
3年生の時は、完全に「ひきこもり」になったが、
たまたま家にあったギターを弾いたら、
その音色にとても感動し、ギターにはまっていった。
それから、1日10時間から12時間、
「がむしゃら」に練習するようになった。
高校に入ってから、ギターを通して友達が増えた。
友達ができて、本当に嬉しかった。
そして、友達とともに、どんどんギターにはまっていった。
プロを目指す人は、小学校に上がる前から練習をしている。
僕がギターを始めたのは15歳。
彼らと同じ土俵で競い合うことに大きな不安を感じていた。
ギターを「職業」とする…。
本当にやっていけるのか心配だった。
その不安を払拭するために、僕は、毎日10時間以上練習した。
やめずに努力しているうち、成果が表れ、自信がついてきた。
そうすると、応援してくれる人が現れた。嬉しかった。
15歳でギターを始めて、
20歳の時にコンクールで優勝して日本一になり、
プロデビューを果たすことができた。
そして、22歳の時に、世界のコンクールで、
「世界トップ5」に入ることができた。
皆さんも、今からでも遅くはない。
夢中になれるものを見つけよう!
それは、スポーツでもいい。得意な教科でもいい。
それを、とことん追求していこう!
僕は、失意の中、ある日突然ギターと出合った。
皆さんにも、いろいろな可能性があると思う。
目標に向かって、一生懸命努力しよう!
世界で活躍できる日がくるかもしれない。
努力しても、なかなか認めてもらえない時がある。
まわりから反対されることもある。
でも、頑張っていると、必ず「応援してくれる人」が現れる。
夢を持って頑張っている友達を応援しよう。
人は、自分より優れている人が身近にいると、
嫉妬したり、ひがんだりしがちだけれど、
そういう気持ちを、グッとおさえて、友達を応援しよう。
そうすれば、きっとその友達も、自分を応援してくれるようになる。
そういう友達関係がいいと思う。
本当に、心に響く言葉ですね。
夢を持って頑張っている人を応援する人を、
「ドリームメーカー」といいます。
皆さんも、「ドリームメーカー」になってくださいね!
決して、「ドリームブレイカー」には、ならないでくださいね。
※井草さんの公式サイトは、ココをクリックしてください。
ユーチューブで、彼の素晴らしい演奏を視聴できます。