学校日記

<校長室の窓> ピグマリオン効果

公開日
2019/10/16
更新日
2019/10/16

校長室の窓(〜2020年度)

保護者の皆様へ

こんな新聞記事を読んだことがあります。

「ピグマリオン効果」と呼ばれる心理学用語がある。
教師が児童に期待する態度が、
子どもの学習意欲に大きな影響を与えるという説だ。
大人でも、期待され、ほめられれば元気が出る。
勢いづいて思いがけない発想が生まれる気もする。
子どものやる気を引き出すのは、
まずは期待していると態度で示すことだろう。
国際的な調査で、
「自分がダメな人間だと思う」と答えた高校生の割合は、
米国の3倍、中国の5倍だった。
自尊感情は、
親からどんな言葉を受けて育ったかにも大きく左右されるようだ。
自己肯定感が十分でなければ、子どもは安心して前に進めない。
教師を23年間務めた親野智可等(おやのちから)さんは、
自著『今すぐ!ほめ上手な親になれる本』で、
子どもをほめない親は、子どもを伸ばすことができないと断言する。
「日の光が当たらないところで植物が育たないのと同じです」と。
マイナスイメージの言葉を多く浴びている子どもは、
自分に自信が持てないという。
言葉が持つ暴力性に気付いてほしいと親野さんはいう。(中略)
子どものいい面をたくさん見つけて、ほめてみませんか。
(「中日春秋」より引用)

いかがでしょうか。
お子様の良いところを見つけて、
どんどんほめてあげてください!
本校でも、
「生徒の良いところをどんどん褒めよう!」
「良いところを見つけようという気持ちがあれば、必ず見つかる!」
「生徒を褒めれば、その褒めた部分が、必ず伸びる!」
「生徒が褒めてほしいと思っていることを見つけて褒める!
 それが、教師への信頼にもつながる!」

大切なのは、教師の眼力であり、教師のセンスであり、教師の愛!
と、教職員に話をしています。

※親野智可等氏の詳細は、ココをクリックしてください。