<校長室の窓> 本気
- 公開日
- 2019/09/24
- 更新日
- 2019/09/24
校長室の窓(〜2020年度)
南中生の皆さんへ
いよいよ明日は、待ちに待った「体育大会」ですね!
皆さんの日ごろの心がけがいいので、とても良い天気になりそうですが、
水分補給をこまめにするなど、「熱中症」に気をつけましょうね!
「控え席」では、「白い帽子」をかぶることを、お勧めします。
さて、体育大会の時に、いつも生徒に贈る言葉は、
相田みつをさんのこの言葉です。
本気
何でもいいからさ
本気でやってごらん
本気でやれば
楽しいから
本気でやれば
つかれないから
つかれても
つかれが
さわやかだから
みつを
また、校長室にある相田みつをさんの日めくりカレンダーの
「今日の言葉」に、こんな言葉が書いてありました。
まける人のおかげで
勝てるんだよなあ みつを
私は、この言葉を見た時、東井義雄先生の次の言葉を思い出しました。
ビリであることは、ちっともはずかしいことではない。
怠けることのほうが、よっぽど恥ずかしいことです。
走ることに限らず、生きていく間には、
いろいろなことでビリを走らなければならないことがあります。
しかし、そのとき、どうか日本一立派なビリであることができるよう、
こころがけてほしいと思います。
堂々としたビリであってほしいと思います。
これは、なかなか難しいことです。
ビリになると、どうしてもひくつになり、
はずかしくなり、心まで貧乏になりやすいからです。
ですが、ビリの味のわかる人間でなければ、
困っている人、弱い人、貧しい人の気持ちなんか、
絶対にわかるものではありません。
とにかく、ビリになっているときは、
その人にとって得がたい勉強の機会を与えられているときだと思います。
明日の体育大会は、個人競技も団体競技(大繩等)も、
「本気」でやりましょう!
きっと、思い出に残る体育大会になります。
ビリになっても大丈夫!
一生懸命やってビリになった時、
あなたは、人間として、大きく成長するのです!
1位よりも「価値」あるビリもあるのです。
みんなの力で、素晴らしい運動会にしましょうね!
© 相田みつを美術館
相田みつを氏の作品の本校HPへの掲載は、
相田みつを美術館から許可をいただいています。