学校日記

<校長室の窓> ものさし

公開日
2019/07/11
更新日
2019/07/11

校長室の窓(〜2020年度)

南中生の皆さんへ

どんな映画だったか忘れましたが、
映画の中で、主人公の高校生に対して、
担任の先生が語った言葉だけは、鮮明に覚えています。

「人は、それぞれ違ったものさしをもっているんだよ!」

人は、それぞれ違った「心のものさし」をもっており、
ひとつの事柄(ことがら)についても、
もっている「心のものさし」が、人によって異なるので、
「見方」「考え方」「捉(とら)え方」が違うという意味ですね。

これは、私がこれまで、くどいように、
皆さんに問いかけてきたことですが、
「みんなと同じじゃないとだめ!」と、
勝手に思い込んでいませんか?
自分の考えは持っていていいし、自信を持っていいのです。

それから、人それぞれ「心のものさし」が違うのですから、
それぞれの「考え」「思い」「行動」を、
お互いに「認め合う」ことが、とても大切なことなのです!

そういえば、話は全く変わりますが、「ものさし」で、
私が尊敬する村瀬登志夫先生の次の言葉を思い出しました。

何をしたかよりも、
何のためにしたか。
という「ものさし」で、
行いの値打ちを測るべし。