学校日記

<校長室の窓> 田臥勇太選手から学ぶ

公開日
2019/07/01
更新日
2019/07/01

校長室の窓(〜2020年度)

南中生の皆さんへ

プロバスケットボールの田臥勇太(たぶせゆうた)選手を、
知っていますか。
日本人で初めて、NBA(アメリカ独立プロリーグ)で活躍した人です。
今は、日本のBリーグ「リンク栃木ブレックス」に所属しています。

先週の新聞に、田臥勇太選手が大きく取り上げられていました。
ときどき、テレビでも彼の特集が放映されています。

私が、印象に残ったのは、
田臥選手は、試合の時、誰よりも早くコートに来るということです。
そして、バスケットシューズを履(は)くのに、
かなりの時間をかけるということです。
30分くらい時間をかけることもあるそうです。

田臥選手は、納得いくまでシューズの紐(ひも)を、
何度も結び直すのだそうです。
それが、彼の「準備」なのです。

なぜそこまで、こだわるのか。
それは、
「最高のプレーをするため」
「怪我(けが)をしないようにするため」

だそうです。
「準備にとことん時間をかける!」
さすが、一流のプレーヤーですね!

中学生の皆さんは、何をするために学校に来るのでしょう。
答えは一つ。「勉強するため」です。
一日の学習の「準備」として、本校は「朝読書」をしています。
ギリギリに教室に駆け込んでくる人は、
はたして、十分な「準備」が、できるのでしょうか。
ぜひ、田臥選手を見習ってほしいと思います。


もう一つ、私が、印象に残ったことがあります。
「自分のピークはいつでしたか」と問われた時に、
「ピークは今までありません。」
「これから来ます。」
「僕は進化し続けます。」

と、答えていました。
38歳になった田臥選手。
プロのプレーヤーとしては、決して若くはありません。
しかし、「まだまだ自分は進化する」と確信して努力する姿。
すごい!と思いました。

田臥選手のその他の名言を紹介しますね。

周りからは、けなされ「無理だ」って言われてた。
でも他人に自分の限界を決めさせたくなかった。

何万回もパスをし、
何万キロもドリブルして、
何万本もシュートを打って、
何十足もバッシュを履きつぶし、
僕はアメリカのコートに立った。
でも、僕の旅は終わりじゃない。
これは始まり。

ネガティブなことを考えるより、その間にできること、
言い方をかえればその間にしかできないこと、
それを自分なりに見つけて毎日取り組むべきじゃないかな。

何事に関しても「やるぞ!」って決めて、
それにとことんエネルギーを費やすことが大事。


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 (写真出典 Yahoo!画像)