学校日記

<校長室の窓> 内村航平選手から学ぶ

公開日
2019/06/27
更新日
2019/06/27

校長室の窓(〜2020年度)

南中生の皆さんへ

男子体操のエースとして、リオ五輪で個人・団体で金メダルを獲得した
内村航平選手(30)は、怪我により、
世界選手権の選考からはずれていましたが、
昨日のニュースで、練習を「再開」したことを知り、
私は、とてもうれしく思いました。
彼がかつての「特集番組」で語った言葉で、
とても印象に残っている言葉を紹介しますね。

■僕は人から「こうしなさい」と言われるのが嫌いです。
 やらされるのではなく、自分でやることが大切だと思っています。
 どんな技にするのか、それをどう構成するのか、
 いつも自分で考え、試合に臨んでいます。
■僕は体操が大好きです。
 大好きだから、練習が楽しくて仕方(しかた)がない。
 大好きだから、人が見ると「辛いだろうな」と
 思うような練習も、辛くはありません。
 体操が嫌いになったら、体操をやめます。
■僕の取柄(とりえ)は、「集中力」です。
 演技中に、自分自身がどういう演技をしているか、
 冷静にイメージすることができます。
■「試合前に恐怖心はありませんか」と
 聞かれることがよくありますが、全く恐怖心はありません。
 僕は、世界の体操選手の中で、一番たくさん練習をしています。
 その自信が、僕の心の支えです。
 極限まで練習をしているので、
 試合前は、「今すぐ試合をしたい!」とワクワクしています。


ふつうの選手は、
「鉄棒から落ちたらどうしよう…」
「平行棒の着地に失敗したらどうしよう…」
などと心配になると思いますが、
内村選手は、「やるぞ!」「必ず成功させる!」というように、
試合直前に、「気持ちのピーク」を持っていくのですね。
本当にすごい選手だと思います。
彼にはぜひとも、東京オリンピックに出場してもらい、
個人総合3連覇を達成してもらいたい!と願っております。

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(写真出典 Yahoo!画像)