学校日記

<校長室の窓> 井山裕太氏から学ぶ

公開日
2019/06/07
更新日
2019/06/07

校長室の窓(〜2020年度)

南中生の皆さんへ

今日は、囲碁界における全7タイトル制覇を、2度にわたって達成し、
昨年の2月に『国民栄誉賞』を受賞した囲碁棋士の井山裕太氏の
言葉を紹介します。最近、教育誌に掲載されていた言葉です。

アマ棋士の祖父は、棋士の世界の厳しさを知っていたので、
私が「プロ」になることには、手放しで喜べなかったようです。
その一方で、両親は、「自分のやりたいことはとことんやりなさい!」と
私の意思を尊重してくれました。

これまでの棋士人生の中で、貫き通してきた信念があります。
それは、優勢・劣勢に関わらず、常に「打ちたい手を打つ」ことです。
最近は、打ちたい手が打てていれば、その対局に、
価値を見出せるようになりました。

毎週のように組まれる対局で、常に最善を尽くすには、
敗戦を引きずらず、いかに次に生かすが重要だと思っています。

「好き」という気持ちは、物事を学び、成長する上で、
すごく力になります。
どんなきっかけでも構いません。
最初からしり込みをするのではなく、まずはやってみる!
その姿勢が、「好きなこと」を見つけ、「夢」に出会い、
かなえるチャンスを広げてくれると思います。


※井山裕太氏の詳細は、ココをクリックしてください。
(写真出典 Yahoo!画像)