学校日記

咲くも桜 散るも桜

公開日
2019/04/09
更新日
2019/04/09

校長室の窓(〜2020年度)

北門の桜の花が散り始めました。
これまで楽しませてくれて、本当にありがとう。
ここで、桜にちなんだ歌をご紹介します。

小野小町
花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせし間に
紀貫則
ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ
伊勢大輔
いにしへの 奈良の都の 八重桜 今日九重に にほひぬるかな
行尊
もろともに あはれと思え 山桜 花よりほかに 知る人もなし
大江匡房
高砂の 尾の上の桜 咲きにけり 外山の霞 立たずもあらなむ
藤原公経
花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり

桜の花は、日本人の「心」そのものなのですね。