学校日記

<校長室の窓> 行為の意味

公開日
2019/04/04
更新日
2019/04/04

校長室の窓(〜2020年度)

南中生の皆さんへ

今日の入学式で、新1年生に、
宮澤章二氏の「行為の意味」を紹介しました。
新2年生・新3年生には、昨年度の1学期始業式に紹介しましたね。
もう一度、読んでみてください。

行為の意味   宮澤章二
    
あなたの「こころ」はどんな形ですか
と ひとに聞かれても答えようがない
自分にも他人にも「こころ」は見えない
けれど ほんとうに見えないのであろうか

確かに「こころ」はだれにも見えない
けれど 「こころづかい」は見えるのだ
それは 人に対する積極的な行為だから

同じように胸の中の「思い」は見えない
けれど 「思いやり」はだれにでも見える
それも人に対する積極的な行為なのだから

あたたかい心が あたたかい行為になり
やさしい思いが やさしい行為になるとき
「心」も「思い」も初めて美しく生きる
それは 人が人として生きることだ


いかがですか。
ぜひ皆さんの「あたたかい心」「やさしい思い」を、
行為や行動に移してください。

その時、きっと「人が人として生きること」の意味を
“肌”で感じるはずです。

※「行為の意味」の動画は、ココをクリックしてください。
※ 宮澤章二氏の作品の本校ホームページへの掲載は、
 『行為の意味』出版元の「ごま書房新社」から、
  許可をいただいております。