<校長室の窓> 吉田兼好から学ぶ
- 公開日
- 2019/03/12
- 更新日
- 2019/03/12
校長室の窓(〜2020年度)
南中生の皆さんへ
吉田兼好の『徒然草』は、
もうすでに、国語や社会科で習ったことと思います。
今日は、木村耕一編『こころ彩る 徒然草』(1万年堂出版)から、
吉田兼好の素敵な言葉を、いくつか紹介しますね。
■心を磨いて、すてきな人を目指しましょう。(第1段)
■未来を考える人は、魅力的な人です。(第4段)
■本を開くと、まだ見ぬ古(いにしえ)の人と、
心の友になれます。(第13段)
■悪口を言われたら、「悔しい」「恥ずかしい」と思いますが、
言った人も、聞いた人も、すぐに死んでいきますから、
気にしなくてもいいのです。(第38段)
■こんなことで怒っても、しかたないでしょう。(第45段)
■「後で、時間を取って、しっかりやろう」
これは、今を怠(なま)けている姿です。(第92段)
■今、生きている、この喜びを、
日々、楽しもうではありませんか。(第93段)
■肉体よりも、心を傷つけられるほうが、
はるかに苦しみが大きいのです。(第129段)
■決意したことは、迷わず、すぐに実行すべきです。(第155段)
いかがですか。
それにしても、約700年前の人が書いた本が、
現代に生きる人々に示唆(しさ)を与えるというのは、
とてもすごいことですね!
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