学校日記

<校長室の窓> 吉田真由香さんから学ぶ

公開日
2019/02/26
更新日
2019/02/26

校長室の窓(〜2020年度)

本日の「卒業生を送る会」では、電子オルガン(エレクトーン)奏者の
吉田真由香さんにお越しいただき、ご公演をいただきました。
東海地方を中心に、週2回のペースでコンサート活動されてみえる
吉田さんの演奏に、私は深く感動しました。
また、『コスモス』『校歌』『3月9日』など、
3年生にゆかりの深い曲を、何日も何時間もかけて編曲していただき、
素晴らしい演奏をしていただいたことに、心から感謝申し上げます。

私は、吉田さんの次の言葉が、とても印象に残りました。

『威風堂々』を作曲したエルガーは、10歳で作曲を始めましたが、
なかなか認められず、その後何十年もの間、
作曲家として花開くことはありませんでした。
そかし、エルガーは、自分の「夢」を諦めませんでした。
地道に努力して作曲を続け、
42歳の時に、やっと一流の作曲家として認められ、
自分の夢をとかなえることができたのです。

こういうお話を聞くと、
「努力に勝る天才なし!」という言葉の意味を、
しみじみと感じることができます。

3年生の皆さんも、卒業後は、これまで以上に、
色々な苦悩や困難に遭遇すると思います。
でも、どんな「苦労」や「経験」も、
何一つとして、「無駄」なものはありません。

「今しかない時間」
「一度過ぎたらもう二度と戻ってこないこの一瞬一瞬」
を大切に過して、これからの新しい世界を切り拓いてください。

吉田さんは、3年生へのそんな願いを込めて、
『威風堂々』を演奏してくださいました。
本当に、ありがとうございました。
心から感謝申し上げます。

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