学校日記

<校長室の窓> 水木しげる氏から学ぶ

公開日
2019/02/19
更新日
2019/02/19

校長室の窓(〜2020年度)

南中生の皆さんへ

水木しげるという漫画家を知っていますね。
そう、『ゲゲゲの鬼太郎』の作者です。
数年前、彼と奥さんの半生をドラマ化した
『ゲゲゲの女房』(NHK)が、とても話題になりましたね。
今日は、その中の言葉を紹介しますね。

あせったらあかん
じっくりやりなさい
近道を行けば
その先は行き止まりだ

この言葉は、アシスタントの若い漫画家が、
新人賞獲得を目指して、できあがった漫画を、
水木さんに見てもらおうとした場面で、水木さんから出た言葉です。
才能のある若者の将来に期待する水木さんは、
「力を蓄えなければ、その才能も、じきに枯渇してしまう」
と考えて、厳しい言葉を発したのです。

中国の『論語』に、
「行くに径(こみち)に由(よ)らず」
という言葉があります。
孔子は、弟子に対して、
「自分のいくべき道が近道に見えても、
 また変化に富んで魅力的であっても、
 やがて行き詰まるからやめたほうがいい」

と説きました。

二股に分かれている道のどちらをとるか、
「人生街道」は、じっくり選択したいものですね!

※水木しげる氏の詳細は、ココをクリックしてください。
(写真出典 Yahoo!画像)