<校長室の窓> 桐生祥秀選手から学ぶ
- 公開日
- 2019/01/25
- 更新日
- 2019/01/25
校長室の窓(〜2020年度)
保護者の皆様へ
昨年の9月9日(土)、
日本学生対校選手権の陸上男子100m決勝で、
桐生祥秀選手(東洋大)が、9秒98の日本新記録を樹立し、
日本人で初めて「10秒の壁」を破りました。
大きな重圧に耐え、けがを乗り越えての「偉業」です。
レース後のインタビューで、最初に結果を伝えたい人を問われ、
桐生選手は、「おとん(お父さん)」と即答しました。
「大会中、いつも来てくれる。悪い時には慰めてくれた。
親といる時が、一番落ち着く。」
と、父・康夫さん(52)への感謝を述べました。
4位に敗れた今年6月の日本選手権のこと。
桐生選手が、滋賀県彦根市の実家に帰ると、
父は、一切、陸上の話をしなかったそうです。
大会の結果を伝える新聞も、
目につかないところに片づけてあったといいます。
「親といる時が一番落ち着く」
「自分の家が一番のやすらぎの場」
という桐生選手の言葉を耳にし、
要らぬおせっかいばかりを、
二人の娘にしてきたわが身を恥じました。
皆様のご家庭は、いかがでしょうか。
釈迦に説法をお許しください。
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(写真出典 Yahoo!画像)