<校長室の窓> 徳川家康より学ぶ
- 公開日
- 2019/01/09
- 更新日
- 2019/01/10
校長室の窓(〜2020年度)
南中生の皆さんへ
郷土三英傑(えいけつ)の一人である徳川家康は、
数々の名言を残しています。
今日は、そのうちの一つを紹介しますね。
勝つことばかり知りて
負くる事を知らざれば
害其(そ)の身に至る
簡単に言い換えると、
勝ってばかりいて、
負けることを知らないでいることは、
自分のためによいことではない!
という意味です。
苦労人であった徳川家康らしい言葉ですね。
彼は、三方ヶ原(みかたがはら)の戦いで、
武田信玄に完敗し、命からがら敗走しました。
この時の教訓を、生涯忘れないようにするため、
敗走先の城で、「困り果てた自分の姿」を、絵師に描かせました。
その絵が、下の絵です。
皆さんの人生の中で、
これから「負ける場面」は、たくさんあると思います。
でも、その悔しさをバネにして努力していけば、
自分をさらに強くすることにつながるのです。
また、たくさん負けたり転んだりすると、とてもいいことがあります。
それは、「弱者の気持ち」が理解できるようになることです。
(写真出典 Yahoo!画像)