学校日記

<校長室の窓> 永久欠番

公開日
2018/11/29
更新日
2018/11/29

校長室の窓(〜2020年度)

南中生の皆さんへ

永久欠番(retired number)とは、
背番号などを使用するスポーツにおいて、
素晴らしい功績を残した人物の使用した背番号を、
その人物の栄誉と栄光の歴史を末長くたたえるために、
団体内で対象となった人物のみが使用できるように、
欠番にした番号を言います。

例えば、日本のホームラン王の王貞治さんの背番号「1」は、
私が愛する読売巨人軍の中で「永久欠番」になっています。

かつて、ある学校の研究発表のオープニングで、
中島みゆき作詞の「永久欠番」の朗読があり、とても印象に残りました。
この歌詞は、教科書にも掲載されたことがあるそうです。
その歌詞の「最後の部分」の言葉を紹介しますね。

  100億の人々が
  忘れても 見捨てても
  宇宙(そら)の掌(てのひら)の 中
  人は 永久欠番
  宇宙の掌の中
  人は 永久欠番

私は、こう考えました。
私たち人間は、一人一人が、みな違っている。
人類の歴史上、自分と同じ人間は存在しない。
人類の未来においても、自分と同じ人間は存在しない。

人は皆、だれもが、だれも真似できない「永久欠番」なのだと…。

※「永久欠番」の曲は、ココをクリックしてください。
※「永久欠番」の歌詞の全文は、ココをクリックしてください。