<校長室の窓> 中学生で出会っておきたい言葉
- 公開日
- 2018/10/02
- 更新日
- 2018/10/02
校長室の窓(〜2020年度)
南中生の皆さんへ
第4回テストが終わりましたね。
テスト勉強、たいへんお疲れ様でした。
今日は、ゆっくりと体を休めてくださいね。
さて、古代ローマの哲学者・詩人に、ルクレティウスという人がいます。
今日は、その人の言葉を紹介します。
雨だれが激しく石を穿(うが)つのは、
激しく落ちるからではなく、
何度も落ちるからだ。
軒下(のきした)から落ちるわずかな雨垂(だ)れでも、
長い間、同じ所に「何度も」落ち続ければ、
ついには、硬(かた)い石に穴をあけるという意味です。
日本にも、同様の意味の故事(こじ)があります。
「雨垂れ石を穿つ」です。
どんなに小さな力でも、根気よく続けていれば、
いつか成果が得られます。
皆さんの前に立ちはだかる大きな硬い壁も、
毎日毎日の努力の積み重ねで、穴をあけることができます。
今回のテストで、頑張れた人も、頑張れなかった人も、
明日からまた、気持ちを新たにして、
一つ一つ、努力を積み重ねていきましょう!
頑張ってくださいね!
※ルクレティウスの詳細は、ココをクリックしてください。