<校長室の窓> 池江璃花子選手から学ぶ
- 公開日
- 2018/09/05
- 更新日
- 2018/09/05
校長室の窓(〜2020年度)
南中生の皆さんへ
水泳の池江璃花子選手を知っていますね。
彼女は、ジャカルタ・アジア大会で、
日本選手の1大会最多記録を塗り替える6個の金メダルを獲得し、
みごとに最優秀選手賞(MVP)に選ばれました。
私が、彼女の凄さを感じるのは、
試合後の彼女へのインタビューに対する言葉(コメント)です。
その中のいくつかを紹介しますね。(順不同)
「壁を乗り越えるには、
今できる練習を最大限にやるしかないと思っています。」
「どんな人でも、自分が得意としているものとか、
一番力を入れていることだったら、
誰にも負けたくないと思いますよね。」
「マイナス思考だとタイムも伸びなくなるし、
自分だけでなく、周りの人にも伝染するので、
物事はポジティブに考えるようにしています。」
「どんな小さな大会でも、すごく緊張します。
でも、スタート台の前に立ったら、
もう緊張はなくなっているんです。」
「“自己ベスト=日本記録”になってきましたが、
日本記録よりも自己ベストを出すことが本当にうれしいです。」
「不安要素をひとつずつ消していくには、
本当に初心に戻って練習しないとダメだと考えて取り組んでいます。」
「競技力もそうですが、人間性というものがすごく大事だと
思うようになりました。」
「練習に対しての気持ちが全く入らず、気持ちが折れていて、
泳ぎたくないという日もありました。
それが積み重なって不安になっていったときは、
実際に結果もよくありませんでした。
結局は、気持ちの問題だったのです。
それから、あまり深く悩まないようにして、
練習をするようになりました。
がむしゃらに練習していたら、
いつの間にか結果も伸びるようになっていました。」
「東京ではもう完全に自信で溢れていたいですね。
ここまで自分はやってきたんだっていう自信を持って、
スタート台に上れたら一番ベストかなって思います。
あとは気持ちです。」
18歳の言葉とは思えませんね。
日々、自分の「限界」に挑戦している人だから、
彼女の言葉には、本当に説得力がありますね。
東京オリンピックが楽しみです。
※池江璃花子選手の詳細は、ココをクリックしてください。
(写真出典 Yahoo!画像)