学校日記

<校長室の窓> ネルソン・マンデラ氏から学ぶ

公開日
2018/07/20
更新日
2018/07/20

校長室の窓(〜2020年度)

南中生の皆さんへ 

今年は、ノーベル平和賞受賞者のネルソン・マンデラ氏の
「生誕100年」にあたります。
今日は、南アフリカ共和国で、白人が黒人を差別したアパルトヘイト
撤廃に尽くしたネルソン・マンデラ氏について紹介します。

アパルトヘイト(人種隔離政策)は、
法律で白人と黒人の住む場所を分け、異人種間の結婚も禁じました。

マンデラ氏は、この法律に反対して武装闘争を指導して逮捕され、
なんと、27年間を刑務所で過ごしました。
刑務所で暴力やいやがらせを受けながらも、
「悪いのは人ではなく、制度だ!」と思うようになったそうです。

南アフリカを変えるには、武力よりも人種を超えて、
気持ちを通じ合せることが必要でした。
釈放後は、そういう姿勢で、アパルトへイトの撤廃に取り組み、
ついに、1991年に、撤廃を実現させました。

1993年には、ノーベル平和賞を受賞し、
その翌年、大統領になりました。

マンデラ氏の言葉を一つ紹介します。

我々が自分自身の光を輝かせれば、
ひとりでに他の人々も輝かせることができます。
我々が自分自身の恐れから解放される時、
その影響は他の人をも解放することになるのです。

<解説>
大勢に変わってもらおうとするときは、直接働きかける前に、
まず自分から変わることだ。
自分の在り方が放つ光、響き出すバイブレーションは、
物理的な力として伝わって、いつか大きな流れを変えていく。
あなたというひとりの人間が放つ影響の大きさを甘く見てはいけない。
世の中が変化するとき、その始まりは「あなたから」かもしれない。


マンデラ氏は、不可能と思える問題でも、必ず成し遂げられると、
私たちに教えてくれました。

南中生の皆さん。
たとえ逆境にあっても、マンデラ氏のように決して負けず、
力強く生きていきましょう!

ネルソン・マンデラ氏の詳細は、ココをクリックしてください。
(写真出典 Yahoo!画像)

※夏休みは、「校長室の窓」は、お休みさせていただきます。