学校日記

<校長室の窓> 西村貴好氏から学ぶ

公開日
2018/05/14
更新日
2018/09/24

校長室の窓(〜2020年度)

南中生の皆さんへ

今日は、「日本ほめる達人協会」会長である
西村貴好氏の言葉を紹介しますね!

何があっても感謝を忘れない  西村貴好

私が生きていく上で決めていることがあります。
それは、何があっても、どのような状況でも、
感謝を忘れないということです。
心に余裕がない時には、
ついつい状況に不満を感じたり、不安になったり、
さらには周りに対して、要求ばかりをしてしまいます。
求めて叶(かな)わないと、
さらにストレスを感じて、イライラが募(つの)る。

自分の心が求めることでいっぱいになっているなと感じられた時、
私は、意識をして、強く意識をして、
状況や周りの人に対して、「感謝」を探すようにしています。

「ありがとう」の反対は「当たり前」。

当たり前だと思ってしまった瞬間に、
そこに「感謝」が感じられなくなります。
当たり前のなかに「感謝」を見つけることができた時、
不平不満がすっと消えてしまうことがあります。
そして、不思議なぐらい状況も変わりだすのです。

その変化の理論・理屈はわかりません。
ただ、体験的にそう実感しています。
理論的に証明ができないことなので、
講義やセミナーではお伝えしていないし、
強くお薦(すす)めもできないのですが、
自分の心が落ち着くことだけは確かです。

何があっても「感謝」を忘れない。
歯を食いしばって、
当たり前のなかに隠れている「感謝」を見つけだす。
いつも穏やかな表情をしている人は、
実は、そんな意識の使い方をされているのかもしれません。

人間の意識の焦点は、
オートフォーカスで、「不平」「不満」「足りない部分」に
合わせられています。
それを、意志の力を使って、
マニュアルフォーカス、手動で、
当たり前のなかに隠れている「感謝」に焦点を合わせ見つける。

これが、人としての進化ではないでしょうか。
人間が、四つ足の動物から「二足歩行」に進化したように、
視点を変え、視野を広げ、視座をより高める進化
をすることも可能だと思うのですが、
皆さんはどのようにお考えでしょうか。


いかがですか。
「当たり前」だと思っていることの中に「感謝」を見つけ出す。
とても大切なことだと思います。

※西村氏の詳細は、ココをクリックしてください。