学校日記

<校長室の窓> 村田諒太選手から学ぶ

公開日
2018/04/17
更新日
2018/09/24

校長室の窓(〜2020年度)

南中生の皆さんへ

一昨日(4月15日)に、横浜アリーナで行われた
WBA世界ミドル級タイトルマッチで、
王者の村田諒太選手(32=帝拳)は、
エマヌエーレ・ブランダムラ選手(38=イタリア)を、
8回2分56秒、TKOで破り、初防衛に成功しました。
日本選手が、ミドル級の世界王座の防衛を果たしたのは、
初めての快挙です!

村田選手は、ロンドンオリンピックの金メダリストで、
プロに転向してからも、数々の名言を残してきました。
今日は、その中のいくつかを紹介しますね。

まずは、得意なことを伸ばすことが
一番だと思います。

自分で考えてやるっていうことは、全部が身になるんですよね。
人から言われたことは、すぐに耳から出ていってしまうんですよ。
自分で考えてやっていれば、気づいたら身になるわけであって、
そのために自分たちがしっかり考えて、
何が必要か、どうしたら対抗できるのかということを、
一人一人が考えて答えを見つけ出すことが一番大事なことです。

あまり「勝つこと」「負けること」だけに焦点を合わせると、
緊張にしかならないので、
「勝つこと」「負けること」じゃなくて、
勝ちたいんだったら、勝つために何をするか、
そこだけに集中すれば、
勝ち負けからは離れて、少しは気持ちが紛(まぎ)れると思います。

ミスをしない選手はいないと思うので、
「ミスをしたらどうしよう」って思うのではなくて、
ミスをしたら、それを次にどうやって生かそうかと考えればいい。

第1志望ではないものにかけても、成功しない。
自分が、第一優先でやりたいことは何か?
自分の気持ちに素直に従うことです。

人間は弱い動物だから、どこかで力を抜いてしまう。
それに打ち勝つことこそが、僕の語る101%の努力。

勝っても負けても、
自分の責任。

村田選手が言う「101%の努力」とは、
100%を目標にすると、それは達成できない。
だから、目標は「101%」にして、懸命に努力する。
人よりも、「1%」多く努力することを、毎日続ける。
それをしなければ絶対に勝てない。
という意味だそうです。

※村田選手の詳細は、ココをクリックしてください。
(写真出典 Yahoo!画像)