学校日記

<校長室の窓> 中学生で出会っておきたい本

公開日
2018/04/16
更新日
2018/09/24

校長室の窓(〜2020年度)

南中生の皆さんへ

今日は、皆さんにぜひとも読んでもらいたい本を紹介しますね!
日本を代表する歴史的名著『君たちはどう生きるか』です。
小説版は50万部突破、漫画版は200万部突破のベストセラーです。
作者は、吉野源三郎という人です。
この本の中の言葉を、4つ紹介します。

一人一人の人間はみんな、広い世の中の一分子なのだ。
みんなが集まって世の中を作っているのだし、
みんな世の中の波に動かされて生きているんだ。

まわりの人にどれだけ間違っていると言われても、
自分の考えを信じ抜ける立派な人間に、僕もなってみたい。

いろいろな経験を積みながら、
いつでも、自分の本心の声を聞こうと努めなさい。

僕たちは、自分で自分を決定する力を持っている。
だから、誤りから立ち直ることもできるのだ。

主人公のコペル君のように、自分の弱さを初めて自覚するのが10代…。
だからこそ、手にとって読んでもらいたい一冊です。
なお、この本は、「全国学校図書館協議会選定図書」になっています。