<校長室の窓> 羽生結生選手から学ぶ
- 公開日
- 2018/04/06
- 更新日
- 2018/09/24
校長室の窓(〜2020年度)
南中生の皆さんへ
平昌オリンピックの男子フィギュアで、
羽生結弦選手(23)が、66年ぶりの連覇を達成しました。
強い「痛み止め」で、ギリギリの調整をし、
着氷が乱れても踏ん張った「右足に感謝」した彼の雄姿は、
世界中の人に感動を与えました。
中でも、被災地の方々の喜びは、ひときわ大きかったと聞きます。
羽生選手は、2011年3月11日、
地元仙台での練習中に、東日本大震災に遭いました。
スケート靴のまま、泣きながらはって、外に逃げたそうです。
羽生選手の自宅は半壊し、家族で「避難所暮らし」もしたそうです。
リンクが復旧するまでの4か月間は、スケートを続けるために、
60公演ものアイスショーに出演しながら、練習をしました。
「あれ以上に苦しいことも悲しいこともなかった」と、
彼は振り返ります。
しかし、彼は、そこでたくさんのあたたかい応援に触れました。
だから、彼のスケートはいつも、
周囲への「感謝」の気持ちが「源」になっています。
羽生選手は、多くの人を幸せにした記事の主人公に贈られる
HAPPY NEWS PERSON
(ハッピー・ニュース・パーソン)
に選ばれました。
インタビューで、羽生選手は、
「光栄です。私自身、幼い頃から五輪で活躍する方々に、
前を向く力をたくさんいただいてきました。」
「今回の五輪でも、様々な競技で活躍する方々に、
力をいただきました。その中の一人になれたことを
とてもうれしく思います。」
と、「感謝」の気持ちを語っています。
すばらしいアスリートであるとともに、
すばらしい「人格者」なのです。
次の目標は、前人未到の「4回転アクセル」だそうです。
彼なら、きっとやってくれることでしょう。
※羽生選手の詳細は、ココをクリックしてください。
(写真出典 Yahoo!画像)