2学期終業式 校長式辞
- 公開日
- 2012/12/21
- 更新日
- 2012/12/21
校長メッセージ
今日は、暦のうえで「冬至」になります。「冬至」は昼間の長さが1年のうちで最も短い日です。今朝の新聞を見てみましたら、日の出は6:56、日の入りが16:44となっていました。当然のことですが、明日からどんどん昼間の時間は長くなります。
この時期は、来年の夏至の頃に葉っぱが枯れ落ちる、ウツボグサが目を吹き出し始め、鹿の角が生え変わる準備の為に落ち始め、麦の芽が雪の下から芽吹き始めるなど、寒い季節ながらも大地や生命の息吹きが胎動している気候となります。
同様に、高森台中学校の校庭にある桜の木には、落葉したばかりだというのに、新しい蕾が芽吹いています。これから寒さが厳しくなるわけですが、足を止めることなく春を迎える準備がすでに始まっているのです。
もうすぐ2012年が、終わります。勿論、反省は必要ですが、振り向いてばかりではいられません。2013年をより良き年とするために、しっかりと前を向き、新しい目標を掲げて新年を迎えましょう。特に、3年生にとっては進路を決定づける時期となります。この時こそ、君たちが持っている、「あきらめない 強い気持ち」を発揮してほしいと思います。春は、必ず皆さんを暖かく迎えてくれます。
それでは、全校の皆さん健康には十分に気を付けてください。そして、元気な姿でまた会いましょう。