修了式に思う
- 公開日
- 2012/03/23
- 更新日
- 2012/03/23
校長メッセージ
平成23年度が終わろうとしています。修了式でお渡しした修了証は、自分の出来たところ、不得意なところを確認して「どうやって来年度を過ごすか。さらに遠い未来の自分をどうするか」を考えるための糧にしてください。ところで、今朝は北風ではなく、東風だったようです。一歩ずつ春が近づいていますね。
さて、本日の修了式でお話しした、35年目の本校はどうあるべきか、についてもう少しお話しようと思います。本校の歴史は35年前から始まりました。当時と今ではずいぶん環境も学校の状況も変わっています。本日見た5年目と15年目の写真は、当時の生徒がその節目に考えたことが表現されています。5年目は「みんなで創る」という伝統の積み上げという気持ちが込められているように感じます。また、15年目は「確かめよう」と最初に表現されていて、これまでの高森台中学校の伝統を確かめた上で、自分たちの新しい伝統を産みだそうしているように感じます。残念ながら25年目の資料が入手できなかったので、5年と15年目の過去を参考にして来年度の高森台中学校のことを真剣に考えていきましょう。そして、過去の先輩たちの行動や取り組みを真似るのことも大切ですが、先輩たちの「心」、この高森台中学校の「良さ」をもう一度感じ直すことができたら素晴らしいと思います。
「温故知新」は「過去から学んで、新しいことを知る」と言うことですが、ただ知るのではなく、当時の人々の「思いや心」までを理解したうえで新しい独自の何か、を生み出していくことだと思います。
お父さんやお母さんの中に、本校の卒業生の方がたくさんいっらしゃるようです。是非当時の本校の様子を聞いて、来年度の高森台中学校の姿を自分なりに描いてみてください。