間違いを直さないのが本当の間違いだ
- 公開日
- 2011/05/12
- 更新日
- 2011/05/12
校長メッセージ
1年生にとっては中学生になって初めての定期テストでした。
どの学年の皆さんも、「テストに向けて必死で勉強した」ことと思います。
さて、本日で第1回テストが終了しました。明日から結果が返却されることでしょう。返されたテストの間違えた箇所をもう一度やり直しましょう。返却時に解答の解説も行われるので、「なぜ間違えたか」をしっかりと理解をしておくことです。そして、次に同じような問題が出たときには、間違えないようにしておくことが大切です。この積み重ねが皆さんの実力になっていくのです。
失敗の経験は、記憶として長期に残るものではないでしょうか。そのことを逆に利用してさらに学習の理解を深める絶好のチャンスです。
運動部の試合や文化部のコンクールなど、負けたり入賞できなかったりした時にはみんなでその原因を考えて、次へ向かう決意をするでしょう。それだって学習していることになるのです。同じことをテストでも実行すれば良いのです。確かに、点数が悪いとテストを見る気もおきないことがあります。でも、そこは自分がしっかりと現実と向かい合う勇気をもってほしいです。
「次こそきっと」「次は間違えない」そんな気持ちでがんばれたら良いです。
ご家庭でも、テストの結果だけではなく、お子さんがこれまでの努力や結果をどう受け止めようとしているかをしっかりと見極めてあげてほしいと思います。そして、テストに限らずお子さんの良い部分は是非ほめてあげてください。