学校日記

暑い夏に!<3>

公開日
2010/07/30
更新日
2010/07/30

校長メッセージ

卒業生に聞く会
 昨日は、近くの各高校に進学をしている本校の卒業生の話を聞く会がありました。3年生の皆さんと保護者も参加していただき、大変有意義な会となりました。その中で、心に残った卒業生の言葉をいくつか紹介したいと思いました。
「本校は指導者がとても良いです。とても熱心に指導をしていただけます。球技大会で先生と生徒のエキシビジョンマッチが楽しいです。」まず、大変素晴らしいと感じたとことは、多くの高校の先生方が指導に熱心だということを堂々と発言できることです。だからこそ、素敵な高校生活を送られているなぁと感じるのでしょうね。

「中学校からコツコツとやること。」当たり前のことですけど、実際にそれを実行したり逆にできなかったからこそ、後輩のみんなにはそうあってほしいという願いは、本当にありがたい言葉に聞こえました。

「校則が厳しいのは卒業後すぐに実社会に出て働くためである。」実社会の厳しさを高校時代から意識して指導されている様子がよくわかりました。生徒に楽な方向を示すことは簡単かもしれません。しかし、今は実感できない実社会に出てからの厳しさをあえて指導してくことの大変さは、中学校でも同じです。今は分かってもらえなくても、「これは指導するという」気持ちが中学校以上に切実な指導になってくるのでしょうね。

「予習が前提で授業が進められていく。」自分で勉強をしていく気持ちが弱いと、ついて行けないということでしょうか。高校になると中学校の基礎の上に積み上げていくことになり、さらには勉強することが当たり前という条件で高校進学をするという様子がよく分かる説明でした。

「進路についての不安や緊張感はあった方が、自分のやる気につながる。」「今の忍耐は今しか味わえないものだから、今をがんばる。」適度な不安・緊張感は、人間の能力をより発揮させると言われます。でも、不安や緊張感をほぐすことも時には大切ですね。そのひとつの方法は不安や緊張している状況を先生や家族や友人に話して、アドバイスをもらったり、たとえもらえなくても、話すこと自体にその効果があると思います。相談してください。

「高校に入って後悔する人をたくさん見てきた。納得するまで調べて進路を決めてほしい。将来を考える上で高校選択(進路選択)は重要です。」自分が納得して進む進路が大切と言うことですね。そのためにはたくさん高校見学をしたり、説明を聞いたりして動くことですね。後悔をしない進路選択をしましょう。

ハニカミデカパンリレー・・・体育大会でのリレーだそうです。でかいパンツに男女が入ってリレーをするのだそうです。想像するだけで楽しそうでした。

 卒業生の皆さんも、進路を決める大切な夏休みにだと思いますが、こうやってたくさんのアドバイスをいただきました。本当にありがとうございました。先輩たちもご自身の進路選択にむかってがんばってください。