学校日記

明日から夏休み

公開日
2020/08/05
更新日
2020/08/05

校長メッセージ

明日6日からは夏休みです。夏休みを前に、ここまでの4か月を振り返って次のようなことを話しました。今回は、学年集会で体育館に入った3年の皆さん全員の前で話し、その様子を1・2年の教室に配信しました。
「まだ全員の前で話すことはできていませんが、やっとこうやって学年全体で集まる場で話をすることができました。1・2年はオンラインでごめんなさいね。
 本題の前に2つ紹介します。この角度から校舎を見上げるのが大好きです。昔話も少ししていきます。この壁画ができたのは1984年。12回前の赤学年が作りました。石尾台中と分離するときに作りました。当時は1学年10クラスで各学年400人以上いました。奥の校訓碑は、10周年の1988年にできました30年以上前のことです。
 もう一つですが、やっと夏がやってきました。今年の梅雨は雨がいっぱい降りました。そこで、いつもの年と比べてみようと調べてみました。近くの東消防署のデータですが、なんとこの20年で一番よく降っていたことがわかりました。
 さて、本題です。これまでを振り返ってみましょう。この写真の4月7日の入学式の日から4か月。すぐに再度の休校。5月21日からは、分散登校。そして、2か月前の6月8日から100日ぶりの全員での授業が再開でしたね。これは、最近のみなさんの様子です。先週の最初の定期テスト頑張りましたよね。ほぼ半年間、どうでしたか?
 大会、コンクール、発表会はすべて中止、普通ならなんでもないことですが、いろいろなことができなくなる大変な状況が続いていて、終わりは残念ながらまだ見えません。
再開の時にも話しましたが、このコロナと一緒のwithコロナ時代で、社会全体が大きく変わりはじめていて、1868年の明治維新、1945年の終戦と同じように歴史に残る大きな節目になるような時代でみんなは頑張っているのですよ。ところで、数字に注目してください。何か気づきませんか。偶然ですが、この間隔、どちらも75年くらいですね。そして、さっき話した壁画とか校訓碑はこの中間です。
 話を元に戻します。みんなの健康を守るために、制限のある学校生活の中、新しい当たり前をみんなできちんと取り組んでいきました。新凡事徹底でしたね。みなさんのちょっとした小さな頑張りの積み重ねのおかげで、なんとか無事この日までたどり着きました。本当に大変な中で、そしてよくわからない中で、よくがんばった、みなさんのがんばりに感謝です。ありがとう!
 いつも1学期は、その学年の基礎を作る大事な時期でした。「型」を創る1学期です。短い期間でしたが、「型」はできています。写真で確認してみましょう。朝の姿ですね。教室の後ろの様子。いいですね。昇降口。ちょっと小さいので靴を入れにくい人もいますが、いいですね。朝読書、授業、そして、どうしても回数は減っていますが、近くの人との話し合い。いいですね。いい「型」ができています。夏休み後は、「型破り」で一歩前進です。
 最後に、明日からは2週間といつもの3分の1の短さになりましたが、夏休みです。短さだけでなく、命・健康を守りながらの休みです。まずは、大変なことが続いたので「リラックス」です。といって大切なのは「生活のリズム」。そして、このような感染症対策です。さらに、本や活字でみんなの頭をブラッシュアップしてほしいものです。もちろん、「自分の命は自分で守る」ですから「交通安全」忘れずに。
 最後の最後に、最近感染者が急増していますね。第2波が来たといわれています。これ以上大変な状況になり、もしも再び分散登校や休校になったら、今度はオンライン授業で直接皆さんとやりとりをします。でも、2学期は、修学旅行をはじめ、ここまでできなかった行事を何とか実現できるようにしたいです。それでは、8月20日に元気に再会しましょう。」