学校日記

羽目を外さないでね!

公開日
2009/11/30
更新日
2009/11/30

校長メッセージ

2学期の定期試験が本日終了しました。必死で勉強した人、ちょっとサボってしまった人、それぞれに今日の最終日を終えてホッとしていることでしょう。そう言えば、3年生の英語が終了した直後にボールをもってバスケットコートへ直行していった男子生徒の弾けんばかりの表情は、本当にホッとしたんだなあと言う感じでした。脱化室を出て行く際に「羽目を外しすぎるなよ!」と一言、声をかけてみました。聞こえなかったかもしれませんが、それくらい生き生きとした様子でした。
「羽目を外す」って何だ?とその語源を知りたくなった私は、インターネットで検索してみました。いくつかのサイトを見て自分なりに理解できたことは、羽目とは銜(はみ)とか馬銜(はみ)が語源だそうです。馬の手綱が馬の口あたりに伸びていて、馬が口に咥えている金属状の棒につながっていて、この金属状の棒のことを「銜とか馬銜」というみたいです。馬の乗り手は手綱を操作しながら、この「銜または馬銜」を操って馬をコントロールするのだそうです。「羽目を外す」の羽目は、この「銜とか馬銜」であって、これを外すと馬がうまくコントロールできなくなってしまうことから、私たちの行動もうまくコントロールできなくなることの例えとして使われているのでしょうね。つまり、「羽目を外す」「銜とか馬銜を外す」とは、人間が調子に乗りすぎて、うまくコントロールできなくなって、けがをしたり失敗をしたりすることなのでしょうね。
くれぐれも、本日の午後は羽目を外しすぎないように自分をコントロールしてくださいね。