学校日記

10月30日 集会

公開日
2017/10/30
更新日
2017/11/14

校長メッセージ

10月30日 集会                  H29.10.30

先週の高森祭、皆さんお疲れさまでした。あの楽しさ・感動がまだじわじわ蘇ってくるのでないでしょうか。私も同じです。

高森祭2日目の朝、こんな様子がありました。
西門です。きっと多くの人が目にしたと思います。2年生のある人たちからの高中生へのどんぐりメッセージじゃないかなと受けとめました。この方法がいいかどうかは別として、高森祭を、高中を、盛り上げたい、よくしたい、という「高中愛」が伝わってきますね。みんなが母校である高中に愛着を持つことは、当たり前のことかもしれませんが、とても素晴らしいことだと思います。そして、今の高中には一人一人の力を結集する、みんなが一つになれるよさがありますね。

さて、そのよさをもとに、「次の一歩を進めるためにどうすべきか」について、この機会にみんなと共有したいと思います。
そのために、合唱コンクールの講評で、音楽の戸田先生が話されたことをヒントに考えてみましょう。
いくつか話された中で、次のようなことを話されました。
「どの合唱もとてもよかった。ちょっとずつの差は、音程がしっかりしているか、言葉がはっきりしているか、音の強弱が表現できているか、など、基本的なことができているかどうかです。それができていると聴く人を感動させられる合唱になります」
『基本的なことが正しく身についているかどうか』
大事なメッセージですね。合唱に限らず、他の何の分野にでも当てはまることです。
さて、この大事なメッセージと、先ほどの「次の一歩を進めるためにどうすべきか」をつなげて、一人一人のことに目を向けて考えてみましょう。
皆さん一人一人にとっての基礎・基本はどのような様子でしょうか。「私のことだから、僕のことだから、だいたいでいいです」なんて言っててはだめなことは、高森祭を経験した皆さんならよくわかっているはず。
高森祭で力を合わせその力を発揮した後、見つめ直してみるべきは、一人一人の基礎・基本です。
基礎・基本をおろそかにせず、必要なら繰り返し繰り返し練習する。自ら鍛えるのです。そして、自ら高めよう、鍛えようとして、誰かが伸びようとしていていたり、上手くいかず困ったりしたら、みんなの力をその一人のために結集してフォローし合いましょう。そうすることで全体で高め合い、ちょっとやそっとではぶれない力を付けていくことができます。
毎日の一つ一つの授業や活動を大事にして、これから迎える冬、そして、そのあとの春に備えて、今一度、基礎・基本を鍛える。これが実践の2学期、実りの2学期の残り日々で取り組むことです。高中全体で励まし合ってねばり強く取り組んでいきましょう。
以上でお話しを終わります。