学校日記

2学期始業式 式辞

公開日
2017/09/01
更新日
2017/09/01

校長メッセージ

2学期始業式  式辞               2017.9.1

風が爽やかに吹き、気持ちのよい朝ですね。1学期の終業式では、とても暑い中、高中の皆さんが、集中して話しを聞いていた様子を思い出していました。季節は確実に動いていますね。

長い夏休みが終わり、今日から2学期がスタートしました。
きっとそれぞれ充実した夏の日々を過ごせたことでしょうね。後ほど表彰伝達がありますが、高中生が大いに活躍した夏休みでした。その活躍は、高中全体、みんなの励みになりました。

その夏の日々からしっかり切り替えて、今日のスタートに備えてくれたことでしょう。先ほど、昇降口で何人かの高中生とよいスタートになりそうか話しました。「バッチリです」「順調です」という人もいましたし、笑顔で返してくれた人もいました。きっといろいろな思いがあったのだと想像しました。もしかして様々な事情により、上手く過ごせなかったな、と感じて今日を迎えた人もいるかもしれませんね。
でも、全員に同じように2学期がやってきました。充実して日々を過ごせた人はそれを自信に、そうでなかった人も決して焦ることなく、ちょっとずつ確実に挽回しながら、みんなで、顔を上げて、元気にはつらつと、これからの日々を過ごしていきましょう。

さて、今日からの4か月弱の2学期。これからの日々を、高中全体で次のように取り組んでいきましょう。

「実践の2学期」「実りの2学期」です。

1学期終業式にもお話しました。1学期は「整える1学期」。気持ちも姿勢も行動も、しっかり整えてきたことで、授業でどのように学んでいくとよいのか、学年やクラスの仲間とどのように取り組んでいくことがよいのか、その方法をつかんできたはずです。
それをもとに、思う存分、実践してみましょう。そして、その成果を、実り多きものにしていきましょう。

ただし、いつも言いますが、焦ってはいけません。思い通りに上手くいかないこともあるでしょう。でも、決してあきめずに、最後までねばり強くやり抜きましょう。
やり抜く力は、かけ算でした。覚えていますね。「実践の2学期」「実りの2学期」とつなげて考えてみましょう。
「やり抜く力」=「情熱」×「努力」では、努力の大きさは、自分の行動力、実行力でした。実りを大きくするためにも、努力、やり抜く力は大事ですね。
そして、このあきらめない やりぬくためにはコツがありましたね。
(1) 習慣で継続する
(2) 集中で質を高く
(3) みんなで改善
困ったときは一人で抱え込まない。一緒に取り組めば、道は開けます。
みんなの力で、ひとりひとりの頑張りで、実践の2学期、実りの2学期としていきましょう。 
以上でお話を終わります。