学校日記

平成28年度1学期終業式式辞

公開日
2016/07/20
更新日
2016/07/20

校長メッセージ

1学期終業式 式辞      H28.7.20

はじめに夏の大会などの表彰伝達から。
高中の仲間の頑張り、優勝や入賞の知らせは、みんなの励みになりますね。勝ち上がった皆さんは、このあとも大いに力を発揮して頑張りましょう。一方で頑張ったけれど、負けてしまった、上手くいかなかったという皆さんもいます。それまでの自分に挑戦し、高め合ってきたことがまず一番素晴らしい。負けて、上手くいかなかったことで学んだことも沢山あったと思います。これからに活かしていきましょう。
                  
さて、平成28年度の1学期が本日で終了します。
これまでにお話ししてきたことを簡単に振り返ります。いつも同じことを繰り返し伝えてきた言葉で確認しましょう
「チーム高森台中」
「凡事徹底+(プラス)」
一人一人ではどうでしたか。
全体では、みんなで、これらを意識した日々や活動をしてくれたと思います。

1年生は、「新しい一歩」という学年スローガンのもと、本当に大きく一歩を踏み出して、チーム高森台中の一員として、とてもよい顔つきになってきましたね。これからもがんばりましょう。
2年生は、野外学習をはじめ、日ごろから仲間を大事にして、みんなのために積極的・意欲的に取り組む姿をたくさん見ることができました。頼もしい限りです。これからもよろしくお願いします。
そして、3年生は、チーム高森台のリーダーとして、2年生・1年生の見本となる姿を「いつも」示してくれました。この「いつも」ということが凄いことだと受けとめています。ありがとう。今後も是非よろしくお願いします。
どの学年も、よい1学期、充実した1学期とすることができたと思います。高森台中全体が、チームとして、凡事徹底をもとに、その質や内容が徐々に高まっていることをほんとうに頼もしく受けとめています。

さて、明日から夏休みに入ります。とても長い日々です。この長い夏休みの過ごし方で、その次の2学期、3学期の日々に、大きく影響するといろいろなところで話を聞いていると思います。高中生全員が揃っているこの場で、充実した夏休みとするために、いつも夏休みの前にお話しすることをひとつ、そして、この平成28年の夏休みならではのことをお話します。
一つ目、
「よい習慣が人をつくる」ということです。
昨年度の夏休み前もお話しました。習慣とは、「長い間繰り返し行われていて,そうすることが決まりのようになっている事柄。また,繰り返し行うこと」です。その習慣の中でも、よい習慣は、その人の人格を素晴らしいものとする大きな力になります。
毎朝早起きをして1時間集中して読書をする、毎日必ずノート1ページ分の漢字と単語の練習をする、授業で学習したように新聞のコラム毎日書き写す。毎日縄跳びを15分続けて飛べた回数を記録する、などです。40日後は、確実に力になっているはずです。ただし、その逆もあります。悪い習慣は人をだらけさせます。決まった時間に起きないで、だらだら過ごす。ゲームやPC・スマホなどを制限なく行ってしまう。どんな感じになるのか、簡単に想像できますね。また、自分にとって高すぎる目標や無理な目標は続きません。ちょっと努力が必要で、地道に続けられることを決め、取り組んでみましょう。やり切ったあとには、心地よい達成感と一緒に、さらに続けていく自分への自信がわいてきます。続けるためのヒントを2つ。ひとつは、記録を付けること。40日後その記録を自信につながります。もうひとつは、自分で取り組むことを見えるようにする、まわりに分かるようにすることです。自分で宣言したり、壁に目標やできたことを書いて貼ったりするなど、方法はいろいろあります。
そんなよい習慣を続けた後のみなさんと出会う2学期をとても楽しみにしています。
二つ目
今年は、オリンピックとパラリンピックがブラジル・リオで開催されます。オリンピックが8月5日から21日まで、また、パラリンピックは9月7日から18日です。世界のアスリートが全力を出して競い合います。普段よりも、一流の選手の競技の様子や、あゆんできた道のりなど、その人物像に触れる機会が多くあると思います。私たちは、その様子や姿などから、学ぶことがきっとあるはずです。
そんな学びの機会も大事にして、充実した夏休みにしてください。
以上で、お話を終わります。