11月30日 集会
- 公開日
- 2015/11/30
- 更新日
- 2015/11/30
校長メッセージ
今日は「人権」についてのお話です。
「人権」とは、どういうことでしょう。みなさんは説明できますか?
人権とは、
「わたちたち一人一人が幸せに人間らしく生きていくために、生まれながらに持っている基本的な権利」のことです。
もっと簡単にまとめると、
「命を大切にすること」,「みんなと仲良くすること」になります。みんなで読んでみましょう。
すごく基本なことで、「そんなことはわかっています、当たり前のことです」、と多くのみなさんも感じた思います。
そのとおり、すごく基本なこと、当たり前のことです。
でもそんな基本なこと、当たり前のことでも、いろいろな問題や課題があります。例を挙げてみましょう。
•男女に関すること
•年齢に関すること
•障がいに関すること
•病気に関すること
•住んでいる地域や国などに関すること
などがありますが、これはほんの一例です。
このような問題や課題について知り、解決のために、基本の当たり前のことを見つめ、考えようという取組があります。
人権週間です。
日本全国で毎年12月4日から10日まで実施されます。今回で67回目になります。そして最終日の12月10日は世界人権デーです。
ポスターに示されているとおり、今年は、
〜考えよう 相手の気持ち 育てよう 思いやりの心〜
がテーマになっています。
この人権週間にちなんでいろいろな取組が行われます。先日乗った地下鉄のつり広告にもお知らせがありました。新聞などにも関係する記事がよく載っています。
中学生のみなさんなら、人権に関する作文や標語、書写作品などに取り組んだ経験もあると思いますが、人権週間を機会に目に触れる機会も増えると思います。また、人権に関係する映画なども上映されます。授業などでも様々取り上げられると思います。
そこで高中の皆さんへ2つのお願いです。
1つ目
「この人権週間の機会に、自分で考え、みんなで話し合いましょう」
2つ目
「先ほど声に出して読み合った『命を大切にすること』,『みんなと仲良くすること』について、高中生の当たり前にしていきましょう」
今日で11月が終わります。
しっかりまとめをして、よい12月、よい1年の締めくくりに向かっていきましょう。