学校日記

9月28日 集会にて

公開日
2015/09/28
更新日
2015/09/28

校長メッセージ

準備と本番についてお話しします。

「準備8割、本番2割」という言葉があります。
肝心なところで、力を発揮するためには、しっかりとした準備が必要である、
逆に準備がちゃんとしてあれば、肝心なときにも大丈夫、ちゃんと力が発揮できる
ということを表しています。

今、イギリスで大きな世界大会が行われています。みなさん、知っていますね。ラグビーのワールドカップです。日本は、初戦で優勝候補の南アフリカを破って、世界を驚かせました。
プレースキッカーの五郎丸歩選手の独特なキック前のポーズや動きもいつもより話題になっています。
五郎丸選手は大会前にこう言っています。
「できる準備は全てやってきた。気持ちの高ぶりはあるが冷静に戦える」
この大会、この試合に向けて、長い間準備をしてきた結果です。ラグビーの練習はとてもハードです。「痛い・えらい・きたない」の三拍子だと言われています。でもそれを地道に、繰り返し繰り返し行って、ジャパンの力にしてきたはずです。それがあって初めて本番で実力が発揮でき、「ブレイブブロッサムズ=勇敢な桜の戦士たち」と賞賛されたのではないでしょうか。
残念なことに2回戦のスコットランド戦では惜しくも、敗れてしまいました。でも力はほとんど同じようでした。
日本だけでなく、どこの国も準備をしてきている訳ですね。

さて、高森台中の皆さん
肝心なここぞという時のために、日頃の準備はできていますか?やはり肝心なのは日頃の積み重ねです。基礎基本を大事にする。当たり前を当たり前にする。そのようなことがやはり大事になりますね。
3年生の進路や2年生・1年生の新人戦や発表会、テストや文化祭など、学校の中でもたくさん本番はあります。また、これからの人生・生き方の中でも、たくさんそんな場面が訪れます。肝心なときに力が発揮できるように日頃の準備、努力を大事にしていきましょう。