平成27年度 入学式
- 公開日
- 2015/04/07
- 更新日
- 2015/04/07
校長メッセージ
式辞
平成27年4月、春この佳き日、大きな希望を抱いて入学してきた120名の皆さん、
入学おめでとうございます。
私は、この4月から高森台中学校に校長として赴任しました、田中雅也です。皆さんと同じ高森台中学校1年生です。よろしくお願いします。
この中学校には、皆さん一人一人が活躍できる場面がたくさんあります。何事にも興味を持って積極的に取り組んでいきましょう。
心配や不安もあるでしょう。でも大丈夫です。この高森台中学校の先生方も先輩も、皆、親切であたたかい人ばかりです。何でも相談してください。
優しく手を差しのべてくれることと思います。
中学校での生活は、皆さんの長い人生にとって、とても重要な三年間です。
入学にあたり、中学生としての心構えをお話します。
そのための心構え4つです。
その1 「学校は勉強する場」である
ということです。とにかく授業を大切にしてください。
人に言われるからやるのではなく、自ら、積極的・計画的に学習し、
しっかりと学び、力をつけることがすべての基本です。
その2「夢」や「目標」を持つことです。
夢を描き、目標を持つことで、努力をすることができます。地道に努力した結果だけが、自分を伸ばし、自ら成長させていくことができます。今の自分をよく見つめ、これからの自分を思い描いて、視線をあげて生活していきましょう。
その3 自分で正しく判断、行動し、まわりの人を大事にすることです。
自分の行動には、責任を持たなければなりません。そのためには、人の意見やアドバイスに素直に耳を傾ける姿勢が必要です。信頼できる関係を築き、まわりの人と互いに高め合いながら生活しましょう。
その4 当たり前のことを当たり前にできる人でありたいということです。
「凡事徹底」「ABCDの原則」という言葉があります。
凡事徹底とは、平凡で当たり前なことでも、いや、逆に平凡で当たり前なことこそ、それを徹底して継続することによって、よい結果につながるという意味です。
「ABCDの原則」とは、
A=あたりまえのことを
B=ばかにしないで
C=ちゃんと
D=できる人
このような人こそ、よい結果につながるという意味です。
例えば、「すすんであいさつをする」「ものを大事にする」「身だしなみを整える」
「健康に気をつける」「進んで掃除や活動をする」「人の話をしっかり聞く」「時間を守る」などです。
このような当たり前のことを、地道に続けることで、地力がつくと思います。
4つの心構えをお話しましたが、
高森台中学校での、皆さんの意欲あふれる生活を大いに期待したいと思います。
保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。本日より大切なお子様をお預かりいたします。
教職員一同、団結して、皆様のご期待に添えるよう努力して参ります。よろしくお願いいたします。
しかしながら、学校だけで目標が達成できるものではありません。
子どもたちの成長を確かなものとするためには、学校と家庭の連携が何より大切です。
保護者の皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げます。
新入生の皆さんの高森台中学校での大いなる活躍と成長を祈り、式辞といたします。
平成27年4月7日
春日井市立高森台中学校長
田中 雅也