坂中生の皆さんへ「正しく判断し行動する」『ウイルスの次にやってくるもの』
- 公開日
- 2020/04/28
- 更新日
- 2020/04/28
校長メッセージ
坂中生の皆さんへ
現在臨時休校中で、家で過ごすことがほとんどだと思いますが、順調でしょうか。
学校情報アプリでのアンケートから、坂中生の皆さんの全体の傾向とともに、一人一人の様子もわかるようになってきていますが、それぞれ工夫や努力をして過ごしてもらっていることが伝わってきます。本当によく頑張っていると思います。
そのような中、さらに臨時休校が延長されることになりました。詳しいことは別にお知らせしますが、今後、生活するに当たって共有しておきたいことがあります。
それは
「正しく判断し行動する」こと
についてです。
今、世の中には情報が溢れています。新型コロナウィルスに関することなどで、もちろん正しい情報もありますが、不安をあおるような情報、デマやフェイクで正しくない情報、さらには差別や偏見につながるような誹謗や中傷もあります。
毎日何度も繰り返される報道や、ネット上の、時には偏った記事に触れることが多くなると、どうしたらよいのか不安になったり、落ち込んだりするなどのこともあります。これは、思春期の中学生だけでなく、人生の経験を重ねた大人でもあり得ます。そのように不安になったり落ち込んだりしないようにするためには、溢れる情報などへの対応の仕方について、しっかりした考え方や行動の仕方の軸を持っていることが大事になります。そのひとつが「正しく判断し行動する」ということです。
そのためには、次のことが大切です。
(1)正しく情報を収集する
(2)収集した情報は「比較する・比べてみる」などをして整理・分析してみる (何が同じで何が違っているのか)
(3)(2)をもとに、そのときできる、そのときすべき最善の判断をして行動する
これらはすべて、学校での日常の授業や活動の場面と同じです。
坂中生の皆さんには、『すべてに最善を』という素晴らしい校訓が共有されています。このようなときだからこそ、デマやニセの情報に振り回されたり、差別につながる言動などを絶対することなく、今後への希望を持ちながら正しく判断し行動していきましょう。
ここで共有したことに大いに関連する動画でのメッセージを紹介します。
日本赤十字社による『ウイルスの次にやってくるもの』という動画です。是非視聴してみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=rbNuikVDrN4
臨時休校中の現在、学校にいる日常と違うのは、相談したり意見を交換し合ったりできるクラスの仲間や先生がすぐそばにいないことです。困ったことがあったら、絶対に抱えずに、遠慮なく学校に連絡してくださいね。
それでは坂中生の皆さん
「正しく判断し行動する」こと
について、よろしくお願いいたします。