学校日記

始業式 - 平21年度スタート!-  4月7日(火)

公開日
2009/05/29
更新日
2009/05/29

行事・活動

 新1年生31名、転入児童5名を迎え、全校児童206名で、平成21年度をスタートします。
 学校の桜が、新しい学年のスタートを祝うかのように満開です。皆さんのどの顔を見ても、「頑張ろう」と生き生きと輝いています。
 新しい学年の出発に当たって、一つお話をします。200年ほど前、新井白石という有名な学者がいました。白石は小さい頃、勉強をさぼってばかりいて、父親から諭された話です。
 父親は、お米がたくさん入っている米びつを持ってきて、(今日は、皆さんに見えやすいようにビーカーに入れてきました。)中からお米を一粒取りました。そして、白石に尋ねました。「お米が減っていることが分かるか」と。白石は、「分かりません」と答えました。父親は、もう一粒取って、「減ったことが分かるか」と再度尋ねました。「分かりません」白石は答えました。
 その時、父親は言いました。「一粒ずつ取ったのでは、減ったことは分からないが、毎日一粒ずつ一年間とり続けたら、減ったことが分かるだろう」「勉強も同じで、一日さぼっても急にバカにはなるわけではないが、ずっとさぼり続けていると、ある時、ふっと自分が駄目になっていることに気づくものだ」
 「継続は力なり」という言葉があります。一日の歩みは小さくても、1年間努力すれば、その進歩は大きなものになります。頑張りましょう。

                    ≪始業式 校長講話より≫