11月5日 津波防災の日
- 公開日
- 2014/11/05
- 更新日
- 2014/11/05
今日は何の日
2011(平成23)年3月11日の地震・大津波を受けて「津波対策にの推進に関する法律」が制定されました。そこで「津波防災の日」という記念日を作ることにしましたが、震災が起きて間もなく、被害を受けた方々の心情を考慮して、3月11日とは違う日にすることになりました。
11月5日が津波防災の日になったのは、どうしてでしょう。
嘉永7年11月5日(1854年12月24日)に安政南海地震が発生し、南海道・東海道を大津波が襲いました。このとき、紀伊国広村(和歌山県有田郡広川町)で濱口梧陵(はまぐち ごりょう)が稲わらに火をつけて津波の襲来を知らせ、村人を避難させたという実話を元に、小泉八雲が『稲むらの火』という物語を書きました。ここから、11月5日が津波防災の日になりました。
画像は、濱口梧陵と稲わらです。ウィキペディアよりお借りしました。