学校日記

自然のおそろしさ 御嶽山噴火

公開日
2014/09/29
更新日
2014/09/29

その他

 みなさんが運動会の親子弁当を楽しんでいるときのことです。松山小学校から80キロメートル北北東にある御嶽山(おんたけさん)で大変なことが起こっていました。火山の噴火です。2日過ぎた今も安否が不明な登山者がたくさんいます。
 秋の紅葉がはじまり、好天に恵まれた御嶽山には多くの登山者が来ていました。見晴らしのいい場所でお昼ご飯を食べているときだったでしょう。突然の噴火が登山者を襲いました。軽トラックぐらいの岩が飛ぶのを見た人がいます。100度を超す熱風、細かいガラス状をした大量の火山灰、高速で飛んでくる大小の岩石、すぐ近くで鳴り響く雷鳴。火山灰は太陽をさえぎり、夜よりも真っ暗な状態が20分以上続いたようです。

 昔から人々は、人間の力ではどうにもできない存在や力を「神」としてあがめ、信仰の対象にしてきました。御嶽山も昔から信仰の山で、あちこちに御嶽(御岳)神社が建っています。
 地震や津波、台風や大雨に災害など、私たちは自然と上手に付き合っていかなくてはいけません。「天災は忘れた頃にやって来る」 どれだけ科学が進歩しても予知できないことがあります。そんなときに教訓になるのが、先人の残した言葉です。それぞれの土地に残された先人の言葉は、災害から身を守るための重要なメッセージです。画像はユーチューブよりお借りしました。