今から９１年前の１９２３（大正１２）年９月１日に、何があったか知っていますか。本やインターネットで調べたらすぐにわかります。もしかしたら、その日のことを覚えていて話をしてくれる人がいるかもしれません。
　９１年前の午前１１時５８分に発生した巨大地震によって、東京をはじめ関東地方が大きな被害を受けました。関東大震災です。火をおこして昼ご飯の用意をしている時間帯に発生したため、地震後の大火災で東京が焼き尽くされました。
　
　１９９５（平成７）年の阪神淡路大震災、２０１１（平成２３）年の東日本大震災、２×××年の東海・東南海地震・・・。どうして日本は地震が多いか調べてみましょう。
　地震が多い日本に住む私たち。台風や土砂崩れなどの災害もあります。自然による災害を避けて通ることはできません。災害をゼロにすることは難しいので、災害の大きさを少しでも少なくする「減災」という考え方があります。

　お家の人と一緒に、「我が家の防災・減災」について話し合ってみましょう。非常用の水や食料は置いてありますか。災害時の避難場所はどこですか。家の中で一番安全なところはどこですか。
　「備えあれば憂いなし」