１９９６（平成８）年７月５日、世界で初めてのクローン羊・ドリーが生まれました。
　クローンとは、全く同じ遺伝子を持った生き物のことを表します。全く同じ遺伝子ということは、その生き物のコピーということです。クローン羊が誕生したニュースは、世界中を驚かせました。なぜかというと、ほ乳類の羊でコピーが可能ということは、コピー人間を作ることが可能ということになるからです。
　実際にクローン動物を作るには高度な技術が機器が必要で簡単なことではありません。興味本位で行うことでもないため、クローン技術を利用するには、厳格なルールが作られています。
　ドリーはスコットランドのロスリン研究所で生まれ育ち、６歳で亡くなりました。
　みなさんは、コピー動物・コピー人間についてどう思いますか。
　写真は、イギリスの国立スコットランド博物館に展示されているドリーの剥製です。ウィキペディアよりお借りしました。