学年花壇の様子
- 公開日
- 2014/06/04
- 更新日
- 2014/06/04
その他
薄紫色のジャガイモの花が咲いています。手前の段ボールは、ジャガイモ全体をおおって日光に当てないようにしているのでしょうか。対照実験です。日に当てる・当てないでどんな違いが出てくるでしょう。
ミニトマトが大きく茎を伸ばしています。いつごろ収穫ができるでしょうか。自分で育てた野菜の味は、スーパーマーケットなどで買う野菜の味とどことなく違いますね。愛情を込めた差でしょうか。
最後にへちまです。見るたびに、つるがぐんぐん伸びています。1日の間に何センチぐらいつるの伸ばすのでしょうか。
へちまは何で「へちま」というか知っていますか?江戸時代の言葉遊びから生まれた言葉です。へちまを漢字で書くと「糸瓜」。瓜の仲間の中では、糸のように細長いからでしょう。「いとうり」を何回か繰り返して言ってみて下さい。どうなりましたか。「とうり」になりませんか。「と」という名前の「うり」です。
いよいよ話は大詰めです。いろは歌を知っていますか。最後まで言うことはできますか。「いろはにほへとちりぬるを わかよたれそつねならむ ・・・」。糸瓜(へちま)の由来を知るには、最初のワンフレーズがあれば大丈夫です。「とうり」の「と」の場所がどこかというと・・・。もうわかりましたか?
「と」は「へ」と「ち」の間(あいだ・ま)にありますね。「へちま」は江戸時代の庶民のトンチから生まれた言葉なのです。