学校日記

冬鳥

公開日
2013/01/03
更新日
2013/01/03

学校の窓

 散歩で通る五条川という川に、たくさんのカモが浮かんでいました。渡り鳥であるカモは北からやってきて、寒い冬を日本で過ごします。そのカモを毎日見ているうちに、流れが速い川なのに、なぜその場に浮かんでいられるのだろうかと疑問になりました。答えはすぐに見つかりました。当たり前のことですが、流れのある川でのんびりと浮かんでいるように見えたカモは、実際には、流されないように水の中では一生懸命足を動かしていたのです。人が努力するのも、伸びるためだけでなく、現状を維持するためにも費やされ、その努力によって今の自分があるのです。毎日の小さな努力を大切にして過ごしたいものです。