2学期始業式
- 公開日
- 2012/09/03
- 更新日
- 2012/09/03
校長メッセージ
9月3日(月)、2学期の始業式を行いました。式の中で、次のように子どもたちに話しました。
おはようございます。42日間と長いと思っていた夏休みも、あっという間に終わってしまいました。大きなけがや事故もなく、元気なみんなと会うことができて、たいへんうれしいです。夏休み中に5名の人が転校して、新しく1名の新しい仲間を迎えました。
今年の夏休みには、ロンドンオリンピックが開かれました。また、8月29日からは、障害を持った人たちが参加するパラリンピックも、ロンドンで行われています。1学期の終業式で、「ロンドンオリンピックなどいろいろなことにがんばっている人の姿をしっかりと見て、みなさんも大きな夢を持ってください。」と話したことを覚えていますか。オリンピックでは、たくさんの感動的な場面があり、日本の選手の人たちも大活躍しました。これまで参加したオリンピックで最高の38個のメダルを取りました。特に、日本人の「絆」の強さを表すように、サッカーやバレーなど、団体で戦う種目での活躍が目立ちました。そして、たくさんの人たちが素晴らしい言葉を残しています。
3才から20年間卓球を続け、女子団体で銀メダルを手にした福原愛選手は、「小さい時から五輪でメダルをとるのが夢で、夢はちゃんとかなうんだな、頑張ってきて良かった。」
初出場でレスリング金メダルの小原日登美選手は、「どんな時でもあきらめずに頑張れば夢はかなうと思います。みんなにも頑張って欲しいし、その過程がすごく大事だと思います。」
サッカー女子銀メダルの澤穂稀選手は、「最高の仲間と、最高の相手と、最高の舞台で戦えてよかった。」
どの選手の言葉からも、目標や夢をしっかりと持って、努力を続けていくことが大切なことが感じられます。2学期は、いちばん長い学期で、じっくりと学習に取り組むことができます。また、運動会、社会見学、野外学習、修学旅行などたくさんの行事もあります。1日1日を大切にして、小さな努力を積み重ねてください。そして、たくさんの行事に向けての準備や練習に、みんなで力を合わせて取り組んでください。
ところで、夏休みは、どうでしたか。終業式で話した、夏休みにしかできないこと、本をたくさん読んだり、何かひとつのことにずっと取り組んだりできましたか。感動したことやがんばったことなど、いろいろあったと思います。ぜひ、クラスで友だちや先生に話してください。
さあ、2学期の始まりです。この2学期では、大切にしてほしいことが1つあります。それは、「思いやり」です。学校は、友達、クラスや学年の仲間、通学班のひと、先生、たくさんの人といっしょに生活しています。そんなとき、相手のことを考えて行動することが「思いやり」です。相手が話しているときに一生懸命聞けること、出会ったらあいさつができること、名前を呼ばれたら元気よく返事をすること、相手が困っていたら手をかすこと、自分が何かしてもらったらありがとうと言えること。どれも当たり前のことですが、なかなかできないときもあります。みんなが心がけていくことで、心が温かくなって、とても気持ちのよい大手小学校になることを願っています。